【以前の度数との比較】
【右】sph+3.50D
【左】sph+4.00D cyl-0.50D Ax40°
今回の度数
【右】sph+3.50D cyl-1.50D Ax 110°
【左】sph+3.00D cyl-0.50D Ax 80°
皮質白内障の特徴は、【度数が「正」の方向へシフト】プラス(凸)が増えます。近視の人ならば近視の減退、遠視の人ならば遠視の増加という特徴があります。
対して、水晶体の中心部(核)から白濁してくる核白内障については、凸レンズの作用をする水晶体の中心に芯のようにもう一つ凸レンズができる形となり、水晶体自体の屈折力の増加をもたらし、眼に入った光が今までよりも強く屈折されて網膜よりも手前で焦点が結ばれるようになる為、【眼の度数は「負」の方向へシフト】マイナス(凹)が増えます。近視の人ならば近視の増加、近視性乱視の介入、遠視の人ならば遠視の減退というマイナス度数が入って来る形の検眼結果になります。こちらのお客様も核白内障の特徴である近視性乱視の介入、遠視の減退が見られます。
1.水晶体の周辺から濁る「皮質白内障」 |
2.水晶体の中心部から濁る「核白内障」 |
3.ステロイド投与等により水晶体の後ろ側が濁る「後嚢下白内障」
|
|