大幅に近視が進んでる子の眼鏡合わせ

大幅に近視が進んでる子の眼鏡合わせ①

成長期に視力検査の間隔が開き過ぎると近視がとても進んでいて眼鏡の視力が0.3程度に下がっている事が多いです。極端に弱い眼鏡に慣れてしまった眼は少し視力を上げただけでも「グラグラする」「眼の奥が痛い」などの症状が出てしまって、学年や年齢に応じた視力に合わせる事が困難になります。

(例)中学1年生

今までが「-1.00Dの眼鏡」
しばらく検眼に来ない間に、「-4.00D cyl-0.50D」のような凄い度数になっている事があります。
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小学生、中学生も学業に必要な視力は0.7以上なので、眼鏡も適度な視力に合わせておく必要がありますが、あまりにも近視が進んでいるため、一度で眼鏡を合わせる事は出来ません。
 
眼鏡店の“度数交換無料期間”を活用して、2段階で合わせましょう!
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①まず最初に、問題なく装用出来る弱い度数で処方する。
②1ヶ月~2ヶ月後に来院してもらって、視力をアップした度数で再処方する。



 
 
 
 

大幅に近視が進んでる子の眼鏡合わせ②

今の眼鏡を作った時よりも近視が2.00D以上進行している子に「眼鏡が弱いから強めましょうね」と言って、0.8~1.0が見えるレンズを装用してもらうとすぐに「あっ、これはちょっと無理かも・・」ってなってしまう事が多々あります。遠くを見る分には問題なく、近距離を見ると「あっ、これはちょっと無理かも・・」となってしまうのです。この問題を解決するにはレンズの上部分が強い度数でレンズの下部分が弱い度数になっていれば、近視が大幅に進んでいても1.0に合わせた眼鏡をかけることが出来ます。そのような近視眼のために考えられた理にかなったレンズが昔からあるのですが、眼科ではあまり一生懸命になっていないので認知度が低いのも実情です。

 
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今の弱くなった眼鏡の度数が下にきて、新たな強い度数が上にくるイメージです。近くを見る感覚は今までどおりだから装用感が悪くならないのです。このレンズを使っている患者さんのレンズ交換頻度ですが、成長期でありながらレンズ交換する回数が少なくなっている子が多いです。通常なら1年~1年半で1回取り換えてる子が多い中、3年くらい使えてる子が目立ちます。
 
レンズの下部分が弱い度数の利点
 
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遠くがとてもよく見える度数で近距離を見ることで眼軸を長くしてしまう”調節ラグ”を少しでも抑えることが出来る。
 
 
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※眼鏡を常時かけている ある程度強い近視の眼が対象です。眼科で処方するレンズなので眼鏡店には処方箋を持参して下さい。それと各眼科ドクターによって考え方が異なりますから、こういうレンズを扱わない先生もおります。