片眼遮へいの近用眼鏡

片眼は矯正しても視力がさほど上がらない為、長年にわたり反対側の眼に頼って見ている80代の女性。使っていない方の眼は外側を向いてしまっています。希望する眼鏡は「近用」

使っていなかった方の眼を多少でも見えるようにしてしまうと、文字が2つに見えてしまいます。逆に見えないようにすると、ちゃんと文字が1つに見えます。

使っていない方の眼はあえて見えるようにしない。(遮へいする)
完全遮へいではなく、明るさを取り入れるように遮へいします。
 
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通常は物が2つに見えてしまうというと、上記のようにプリズム加工を行います。高齢者の近用眼鏡は+3.00D加入するのでレンズがとても厚くなってしまうのが難点です。

遠用眼鏡の希望ではなく、宅内で使う老眼鏡を希望です。片眼を見せないように遮へいしても、人目につく事はありません。

 
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右眼にオクルーダーレンズを使います。左眼は通常の眼鏡レンズを使います。完全に遮へいする茶色のシールもありますが暗くなってしまいますから、曇りガラス状になって文字は読めないが明るさは確保できるオクルーダーレンズを推奨します。
 
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作成眼鏡
sph+3.00 cyl-1.50 Ax  90°
sph+3.50 cyl-1.50 Ax100°