世間で話題のロレックスマラソン 第二話

私はこの2つの条件で買う場所を決める!

「まだ買えもしてないのに買う場所を決める」などと大きく出ていますが、無鉄砲に「数打ちゃ当たる方式」は、私はやりません。ある程度の戦略を立てるのも「辛い」と言われているロレックスマラソンを楽しくやるコツですよ?

「店舗の規模と立地」
やはり立地が良くて売り場面積が大きい店舗はお客さんの入りが非常に多いです。客が多く入るという事は売上高もそれなりにありますから、品物の入荷数も多いです。
「販売している会社」
ロレックスは直営店というのはありません。卸し会社が数件あって、その会社がやっている各店舗で販売しています。販売スタッフも卸し会社の社員です。それぞれ特色があるようですが、私は時計一筋の老舗がやっている店舗に決めています。
同じ正規店に何度も入店していると顔を覚えて貰えます。YOUTUBEでも「1人の店員さんと顔なじみになる事が大事」と購入者が言っていますが、これは非常に重要だと私も思います。私の場合は古い手巻きのアンティークロレックスをベルト交換に出した時のスタッフさんと顔なじみになり、自分の名刺も渡しました。名前と顔も覚えていただいてますよ。
何店舗も廻るのが良くないわけではありませんが、果たしてそのやり方でスタッフとの信用が構築出来るか否かは微妙なところだと思います。


是非知ってほしい、その1「サブマリーナー」完全なる防水性と防塵性

 

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ロレックスには有名なダイバーズウォッチ「サブマリーナー」というものがあります。発表は1953年、水深330フィート(100メートル)までの防水性能を備えた初のダイバーズウォッチです。スキューバダイビングで使用するために作られ、60分目盛りがついた特別な回転ベゼルにより、ダイバーが潜水時間を把握できるようになっています。

 この時計の有名な話し 

ある男性が、カナダのブリティッシュコロンビア州近くの太平洋で釣りをしていた時のこと。愛用ウォッチであるロレックス「サブマリーナー」を紛失してしまったそうなのです。通常であれば諦めざるをえない「海での落とし物」ですが・・その14カ月後に彼は、その腕時計を見事取り戻すのです。
釣り竿に引っ掛けて、うっかり大切なロレックスを落としてしまった主は、落ち込む時間も待たずに、すぐさま海に飛び込み座標をマークしたのです。そして、時々地域を捜索する地元の浚渫船(しゅんせつせん)にある取引を持ち掛けます。
浚渫船(しゅんせつせん)とは、港湾・河川・運河などの底面にたまった土砂などを取り去る作業をする船のこと。

「時計を探してくれるのであれば1時間あたり85ドルの報酬と、発見時には1000ドルを現金で支払う」と。親切にもこの話に乗った地元の乗組員によって、1年強の時を経てこの「サブマリーナー」は水深100mの深さで発見されたのです。しかも驚くべきことに、リューズを数回回すと、そのロレックスは再び動き始めたのです。  すごい防水性ですね。。


是非知ってほしい、その2「GMTマスター」降下の激しい振動と気温の変化に耐えた時計

 

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「このロレックスウォッチは、飛行に極めて適した特別な機能を備えている。今後の長距離飛行でも使うつもりだ」
GMTマスターが発表されたのは1955年、航空機のパイロット達のために特別に設計された時計です。この時計は2つの要素を備えており、それは24時間目盛り入り回転ベゼルを示す「4本目の針」。4本目の針とは、短針・長針・秒針に加えての24時間針の事です。半分は夜の時間帯を示すブルー、もう一方は昼間を示すレッドの2色ベゼルにより着用者は第2タイムゾーンの時刻をひと目で読み取る事が出来るようになり、1950年代の航空機の機長達にとって欠かせない時計になりました。それだけでなく、アポロ13号、14号の宇宙飛行士達もこのGMTマスターをつけて月探査ミッションをこなしています。


是非知ってほしい、その3 「ロレックス社は、金も自社鋳造(ちゅうぞう)する」

 

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「ロレックスは歴史上初めて独自の貴金属、エバーローズゴールドを開発した」
鋳造(ちゅうぞう)とは、純度の高い金属材料を熱で溶かし、型に流し入れ「冷やし固める」加工方法。
k24のゴールドは納入された後、自社の施設でk18のイエローゴールド、ホワイトゴールドに、そしてロレックスが新たに開発し特許を取得したk18ピンクゴールド⇒エバーローズゴールドへと生まれ変わります。自社内に鋳造工場を所有する時計メーカーは他に類を見ません。

エバーローズゴールドなんですが、大人の色気のある大変上品なカラーです。今までにないカラーなので要注目間違いなしです。
上画像はデイトナのエバーローズゴールドの無垢ですが、下画像のステンレスとエバーローズゴールドのコンビ(ヨットマスター)などは、最高にカッコイイです。正規店スタッフいわく、「ピンクゴールドなんですが、実際の見た目はブラウンで、皮膚の色にとても馴染みます!」とイチオシなんです。


■ほんの一部でしたが、これらを「プロフェッショナルモデル」と呼びます。または「スポーツモデル」と言っても通じます。間違っても、ちまたで言っているようなスポーツロレックスの略「スポロレ」と言うのはおかしいですからやめましょう。ステンレスとゴールドが組み合わさっているモデルは「ロレゾール」と言います。または「コンビ」でもOKです。例えば「GMTマスターのロレゾール(コンビ)が見たいのですが」でOKです。

日本国内では圧倒的にステンレスプロフェッショナルモデルが人気で、これを求めてロレックスマラソンしているようなものです。現在、ステンレスプロフェッショナルモデルには【購入制限】が設けられています。あまりにも多くの人が求めており、足を運べる頻度が多い一部の人だけが買えてしまっては、多くの人が手にする事が出来ませんからね・・
「購入したものと同じモデルは5年間、違うステンレスプロフェッショナルモデルは1年間の購入を控えて下さい。」というものです。同じプロフェッショナルモデルでも、ロレゾールやクラシックモデルと呼ばれる種類には購入制限は今のところありません。

いつ行っても買えないから、「物があるのに出さない」とか「人を選んで売ってる」とか、色々と言いたい放題となっているようですが、基本的に「お品物の検品が終わって、販売出来るようになったものからお売りしています。」との事です。あまりにも購入者が多いため、今年度末からスイス本国では増量生産の体制に入るそうです。

■今、どこの店舗に行ってもショーケースには「展示品」のみがあって、販売する商品は陳列されていません。この状況をスタッフから実際にいただいた話しですが、ロレックスでは今後の販売方式を【提案型】にしていくようです。その為、現在の販売スタイルは「試験的」との事。つまり、ショーケースに品物が入っていないのは「営業スタイルの転換期」にあたるためです。

さて、今週もまた顔を出して来ますよ。焦りなんかはまったくないですから、「ある」「ない」よりも目の保養(笑)だったり、まだ知らない事を聞けたりと・・良い品物は見てるだけで癒されますよ?
万が一、急に「今日買える」事になった場合に備えて支払い準備だけは完璧です。分かりませんからね~いつどういう展開になるのなんか(笑)