白内障手術後の乱視

角膜乱視が残る
 
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元来の水晶体に乱視の原因となる歪みがあったとしても、手術後は乱視発生の原因となる歪みが無い人工水晶体(眼内レンズ)に換わります。白内障の手術とは水晶体を取り替える手術なので、手術前に元々あった水晶体乱視は消滅しますが角膜の乱視はそのまま残ります。
 
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【術後】0.9×IOL(1.2×0.00 cyl-1.25 Ax120°)このような検眼結果になった眼は、cyl(乱視)-1.25を入れると良い視力になります。全部とは言わず0.75でも入れた眼鏡にすると遠くがすっきり見えます。あと、手術前が元々乱視だった眼は、やはり乱視を入れてあげたほうが眼鏡の装用感が良くなりますので、「手術前がどういう眼だったか」を気にするのがポイントです。
 
 
人工水晶体の眼は、装用しにくいとされる「斜め乱視」も案外平気

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近視や遠視の度数のようにレンズ全面に度数が付くのではなく、乱視というのは方向があって”軸度”方向に度数が入るので、斜め軸や縦軸というのはきちんと合わせるほど装用感が悪くなる事が多いもので、眼鏡処方する時は気を付けなければいけない心得があります。しかし人工水晶体が入った眼の場合はそういった心配はしなくていい場合が多くなります。