年齢を経てから眼鏡が必要になった遠視(遠視が入ってくる理由)
調節力は、各年齢で違います。(※調節力表)
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【近距離の文字を何不自由なく読むには、水晶体を4D以上厚くする力が必要】
調節力(水晶体を厚くする力)は年齢が若い程に豊富で、歳をとるに連れて弱まるので調節力と老眼の関係も密接なのです。 |
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(Ⅰ)※調節力表の緑色で表した45歳からは、調節力が4Dを下回ります。4D以下の調節力になると「近点」が33cmよりも遠くなって手元の見づらさを感じます。近点が33cmよりも遠くなるというのは、33cmより近付けるとぼやけて読みにくく、33cmよりも離すとはっきり読めるという事です。これが老眼の原理です。近点とは【文字をはっきり見る事が出来る距離 / 位置】です。年齢が若い程、眼に文字を近付けても調節力の働きによって問題なく読めますが、歳をとるに連れて眼から遠ざけないとはっきり読めなくなります。 (Ⅱ)45歳ではまだ3Dの調節力がありますから、そこそこ小さい文字も見えるのですが、とても近い距離では読みにくい状態となっています。45歳の調節力は3Dなので4Dにはあと1D足りませんから、1Dの凸レンズを装用すれば合計4Dの調節力になって不便なく近距離で文字が読めるようになります。 60歳では調節力が1Dです。45歳の3分の1まで減退している為に通常の読書距離では文字がぼやけて読めません。4Dにはあと3D足りませんから、3Dの凸レンズを装用すれば合計4Dの調節力になって不便なく近距離で文字が読めるようになります。この1Dや3Dのように、加齢で弱くなってしまった調節力の分を補足するのが老眼の矯正方法です。 |