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過矯正(かきょうせい) 白内障の変化によっても眼鏡が強過ぎになる
【右】sph-3.50D 矯正視力0.7 レンズで矯正して1.0以上の視力が得られる場合と、1.0に満たない場合があれば、眼科的には1.0に満たない理由を探します。年齢を重ねて行くとレンズで合わせた矯正視力が以前と比べて少しずつ低下して行きます。その理由としていちばん多く挙げられるのが白内障。 ■視力変化の目安として、水晶体の中心部から白濁してくると眼の度数が近視化すると言われます。視力が良かった人は近視の眼鏡を使うと今より見えるようになります。今まで近視の眼鏡をかけている人ならば、近視が増加するので眼鏡の度数を強くすると今より見えるようになります。 ■水晶体の周辺部から白濁してくると眼の度数が遠視化してくるという特徴があります。遠視の眼鏡をかけている人ならば、もっと遠視の度数を強くすると今より見えるようになります。近視の眼鏡を使っている人ならば、今よりも度数を下げると見やすくなります。 【右眼】グラフ 【左眼】グラフ |
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遠近両用レンズは瞳の前に遠く用の度数が入って、下に行くに連れて⇒中間度数⇒近用度数の順に変わります。細いフレームに多く見られる「老眼部分の欠け」に注意が必要です。以前よりも視力が衰えているのに老眼部分が狭くなってしまうと見にくいものです。 ※レンズ下を伸ばした型に直すことで「老眼部分の欠け」は起こりません。利き目(優位眼)が左なので、眼鏡は左を見やすくしています。 |
【優位眼(利き目)、利き目を優勢に処方】 |
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厚紙等の中央に500円玉程の穴を開け、両眼で遠くの目標物を穴から見ます。片眼ずつまぶたを閉じて下さい。どちらかの眼で目標物が見えるので、見えている方が優位眼(利き目)です。眼鏡の視力を左右同じに合わせる場合でも、利き目の方を少しだけ見やすいようにした方が、自然な掛け心地となります。 |
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作成眼鏡 遠近両用 【右眼】sph-3.50D ADD+2.50 【左眼】sph-3.50D |