【80代女性】 外斜視の矯正「内方プリズム眼鏡」
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斜視の種類 |
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斜視には、眼が内側に向く「内斜視」、外側を向く「外斜視」、上や下を向く「上・下斜視」があり、内斜視ならばレンズに「プリズム外方加工」、外斜視ならばレンズに「プリズム内方加工」、上・下斜視ならばレンズに「プリズム上方・下方加工」を行って、一方向に視線の向きを変える矯正眼鏡を装用します。
眼科医の見解によっても異なりますが、二重に見える頻度が少なければプリズム加工はせずに矯正度数のみ。人から見ても明らかに眼の位置がずれる等の強い症状の場合はプリズム眼鏡を処方します。ずれ方の大小(午前と午後とのずれ方)の違いも出ますので、何回か時間帯をずらして検査をして結果を出す事もあります。
※片眼のずれであってもプリズム眼鏡を作る場合は基本的に両眼共にプリズム加工をします。
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【外斜視の矯正】 |
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両眼ともに同じ視線であれば「正位」。視線が外側へ外れると「外斜視」となり、プリズムレンズを装用していないと眼が外側を向きます。
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内側の厚い方へ光を屈折させます。2つに見えていた物も1つに見えます。
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外側にずれる外斜視はプリズム内方の眼鏡をかけると、眼位も真っすぐに。
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近視性乱視の矯正度数に3プリズム(基底内方)加工を行なっております。プリズム量が1⇒2⇒3と増加する程、基底方向が厚くなって三角形の形が顕著になります。
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作成眼鏡(遠近両用)
【右眼】sph-2.00D cyl-0.25D Ax90°
3プリズム内方
ADD+2.50
【左眼】sph-1.00D cyl-2.00D Ax90°
3プリズム内方
ADD+2.50
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基底内方(ベースin)は、度で示すと、右が0° 左が180° |