【60代男性の例】低矯正ハードコンタクトレンズの上から掛ける眼鏡

■コンタクトレンズと眼鏡の併用にリンク


【60代男性の例】低矯正ハードコンタクトレンズの上から掛ける眼鏡

 
日常は遠くよりも室内に焦点を合わせたハードコンタクトレンズ(HCL)を装用している強度近視の方です。運転免許の条件が「眼鏡使用」なので、車の運転と、免許更新の為にコンタクトレンズの上から掛ける不足度数分の眼鏡を作りました。コンタクトの視力を近くに合わせているので、そのままでは更新が通らないからです。
 
【日常装用のHCLは、両眼で0.6】
【右眼】sph-7.50D ×0.5
【左眼】sph-7.25D ×0.5
【HCLを装用した状態で掛ける眼鏡】
【右レンズ】sph-1.25D
【左レンズ】sph-1.25D
【HCLとの度数合算】
【右眼】sph-8.75D ×1.0
【左眼】sph-8.50D ×1.0

ハードコンタクトレンズとの度数合算で、各眼1.0ずつ見えるようになります。この眼鏡は車の運転など、必要に応じてコンタクトレンズを装着した状態でかければ便利です。

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【本来は乱視がある眼】

●この方の完全矯正度数(本来の度数)は、近視(sph)と乱視(cyl)です。
【右眼】sph-9.50D cyl-1.00D Ax180°
【左眼】sph-9.25D cyl-1.25D AX180°
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角膜よりも小さいハードコンタクトレンズは涙液の上に乗っているので、コンタクトレンズと乱視の原因である角膜表面の凹凸の間を涙が埋めてくれます。「ハードは乱視が矯正される」と言われているのがこのためです。ある程度の強さの角膜乱視なら矯正されます。