今まで大きいレンズの縁なし眼鏡を使っていたお客様ですので、その視界の広さに慣れています。新たに購入する縁なしフレームのレンズが小さいので大きい形にして欲しいという御依頼です。
ネジ・ナットで固定する縁なし枠は、羽根と呼ばれるレンズと接地する金具面があります。ここがピッタリとレンズに接地していないと、いくらネジをきつく閉めてもレンズはカタカタ動いてしまいます。 |
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新しいフレームは、レンズ上下の幅が32.0mm |
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今まで使っていたものに近い、レンズの上下幅が40.0mmの店内にあるフレーム。この形で作ります。 |
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レンズの上下幅が40.0mmの型を作ります。枠の羽根と接地する内側・外側の2ヵ所が要点となります。このまま羽根と接地させてみて、型板がピタッと動かなければこのままレンズを研磨して大丈夫ですが、型板が動くようなら手直しが必要になります。 |
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【1.内側の要点部分】レンズと羽根の間に隙間がなく、ピタッと接地するように型板を手直ししました。 |
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【2.外側の要点部分】ここもレンズと羽根の間に隙間がなく、ピタッと接地するように型板を手直ししてあります。 |
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右眼が、形を大きくしたレンズ。左も同様に削って組み上げて完成です。 |