眼に悪影響を及ぼす高エネルギー可視光線をカットするレンズ 「ルティーナ」

ブルーライトが眼に与える影響(1)

 

1.眼の疲れ「眼精疲労」

2.網膜を過剰に刺激することによる「視力障害」

3.体内時計を狂わせることによる「睡眠障害」


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ブルーライトとは、波長が380~500nm(ナノメートル)の青色光のこと。人の眼で見ることのできる光(可視光線)の中でも、波長が短くて強いエネルギーを持っており、角膜や水晶体で吸収されずに網膜まで到達します。パソコンやスマートフォンなどのLEDディスプレイやLED照明には、このブルーライトが多く含まれています。 波長が短い光(短波長)ほどエネルギーが大きく、波長が長い光(長波長)ほどエネルギーは小さくななるので、波長が短い「短波長」は眼にとって有害な光線となります。



 
 

 
1.眼の疲れ「眼精疲労」について
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ブルーライト(青色光)は、眼の疲れ「眼精疲労」の原因になります。ブルーライトは散乱し、他の色と比べて光の波が小さく細かい短波長ため、空中のチリやほこりによって散乱してしまいます。その影響がパソコンやテレビの画面の「ブレ」や、「チラつき」として表れるため、私達の眼はピントを合わせようと一生懸命に働きます。その結果、眼の筋肉や視覚を認識する脳が疲れてしまい、疲れにつながります。



 
 

 
2.「視力障害」について
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白内障手術後には濁っていた手術前の水晶体と違って、透き通った人工水晶体(眼内レンズ)となるため、ブルーライトの影響を直接的に受けやすくなり、ブルーライトによる最も代表的な障害である『黄斑変性症:おうはんへんせいしょう』が多数報告されてから、注目を浴びるようになりました。



 
 

 
3.「睡眠障害」について
数値がはっきりしやすい視力障害とは違い、睡眠障害を始めとする健康被害については、「体内時計の乱れ」概日リズムが狂うことです。朝、眼が覚めて太陽の光や部屋の明かりに含まれるブルーライトを浴びることで、メラトニンという睡眠を司るホルモンの分泌が抑制され「覚醒」します。脳と体が活動状態に入るわけです。逆に、身の回りのブルーライトの量が減少する夜間は、メラトニンの分泌が活発になり、脳と体は就寝状態に入るわけです。夜間に網膜が強いブルーライトの刺激を受けると、脳は「朝だ」と判断し、私達の体が徐々に睡眠へと向かう過程を妨げる原因になってしまいます。



 
 

ブルーライトが眼に与える影響(2)

 

 
眼底にあるルテインの減少
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ルティーナを装用していない眼

眼底の網膜黄斑部(おうはんぶ)の中心に位置する中心窩(ちゅうしんか)は、高精細な視覚に寄与しており、読書、テレビや映画の観賞、運転、その他の視覚的詳細を扱うすべての活動において必要であり、最も重要な領域です。その黄斑部中心窩付近にある「ルテイン」という色素は、活性酸素を抑えたり有害な光を吸収するフィルターとなって私達の眼を守っていますが、有害な短波長(高エネルギー可視光線)は、ルテインの劣化に影響を与えると言われています。



 
 

有害な短波長によるルテイン劣化を抑える

 

 
眼底にあるルテイン色素を保護するレンズ
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ルティーナを装用している眼

通常のUVカットレンズは眼に有害な短波長(高エネルギー可視光線)のうち、紫外線はカット出来てもブルーライトは通過してしまいます。ルティーナとは紫外線を100%カット、ブルーライト(青色光)もほぼ100%(94%)カット出来てルテインの劣化を抑える事が出来る特殊なコーティングです。
 
 
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白内障手術後の眼に、ルティーナを

 

 
視界が眩しく感じる・青白く見える
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白内障手術前の見え方

眼の中の水晶体が濁り、霧がかかったように視力が低下して酷い場合な明暗が分かるだけになってしまう。



 
 

 
透明な眼内レンズにより視界が鮮明に
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白内障手術後の見え方

手術後は透明な人工水晶体(眼内レンズ)が入ることで、視界が明るく鮮明に青白く見え、有害な光線が眼に入りやすくなっています。ルティーナをおすすめします。