いつも遠視の眼鏡をかけっぱなし。白内障の手術後は眼鏡をかけていなかった頃と同じ眼に。 |
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■この例は遠方合わせと言います。術後、遠くに裸眼の焦点が合うようになったのです。若い頃は裸眼で1.5や2.0の視力があって、加齢による眼の衰えが原因で凸レンズの遠視矯正用の眼鏡をいつもかけるようになった人に対して行う事が多く、眼内レンズの度数調整を行って、手術後は遠視が消滅するので、裸眼で遠くが良く見えた頃の視力に戻ります。遠用眼鏡が要らなくなって老眼鏡だけが必要になります。
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通常、白内障の手術で使う眼内レンズ(人工水晶体)は【単焦点眼内レンズ】と言い、「遠く」もしくは「近く」にピントが合うレンズです。そのため、白内障の手術後の見え方には次の2通りの合わせ方あります。
(1)老眼鏡だけ使うようにして、遠くは裸眼で見えるように焦点を合わせる【遠方合わせ】
(2)老眼鏡を使わずに裸眼で文字が読めて、その周辺も見やすいように近い距離に焦点を合わせる【近方合わせ】
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医療費控除
白内障手術後に作った眼鏡の費用は、医療費控除の対象になります。治療した翌年の2月16日から3月15日の確定申告時に税務署に提出して下さい。詳しくはこちら |
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手術給付金
白内障の手術は、正式名称「水晶体再建術」と言い、保険会社の手術給付金の支払対象となっている事があります。事前に保険会社に確認しましょう。入院をともなわない日帰り手術(外来手術)でも、約款に定める対象となる手術に該当した場合、手術給付金を請求出来ます。レーザーで処置をする後発白内障も同様に手術給付金の対象です。
【左右同日に手術を受けた場合】
1種類の手術として給付金が支払われます。
【左右別日に手術を受けた場合】
左右それぞれに対して給付金が支払われます。
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