生活保護制度の医療扶助で眼鏡を作る

眼鏡を無料で作る流れ

生活保護を受けている方が眼鏡を作る時は、ご自身の担当員(ケースワーカー)に「眼鏡を作りたい」と相談し、「医療費給付の申請」と眼鏡の「治療材料給付の申請」をします。申請手続きが終わると医療機関(眼科)で診察を受けるための「医療券」と、眼鏡を作るための「給付要否意見書」が用意されます。
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「給付要否意見書」と「眼鏡処方箋」を持って眼鏡店に行きます。眼鏡基準額が定められていますので、その範囲内の眼鏡を選び「給付要否意見書」の業者記入欄に見積もりを記入してもらいます。「給付要否意見書」の対応に慣れているスタッフがいる眼鏡店に行くと良いでしょう。
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「給付要否意見書」「眼鏡処方箋」を持って福祉事務所に行き、提出して受理されるのを待ちます。(1ヶ月程度)眼鏡店によっては、「給付要否意見書」と「眼鏡処方箋」をあなたの代わりに提出してくれる眼鏡店もあります。(※当店は、御本人が封筒や切手を負担しないよう、福祉事務所への書類の送付を行っています。)
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「給付要否意見書」と「眼鏡処方箋」が受理されると、眼鏡店に「治療材料券」という正式に眼鏡が作れる書類が送付されます。その後、眼鏡店は眼鏡製作にとりかかります。
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出来上がった眼鏡を受け取る際、福祉事務所によっては「眼鏡受領書」というものに押印が必要です。
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※医療扶助の眼鏡というのは、あくまでも「治療のために必要な材料」として作る眼鏡です。レンズにお洒落の為に色を付ける事はできません。眼疾患のために色レンズが必要な場合のみ遮光眼鏡が適用されます。

※思い入れのあるフレームなど、今お持ちの眼鏡のレンズだけを取り替えることも可能です。