絶滅危惧種GET!!

クロツラヘラサギを撮ってきました。
鳥類園スタッフのブログで「成鳥はもう繁殖地へ飛んで行っしまったけど、幼鳥はいます!」と書いてあったので、雨が上がるタイミングで葛西臨海公園へ。

朝から上の池の杭に止まって寝る事は知っていました。ただここで問題がありますよね?「いつ、目を覚まして動くのか・・」
皆んな動いたところを撮りたいんだから、「何時まで寝てやがるんだ?」って思ってカメラ持ってまってるんです。笑
寝てる時は首を後ろ向きにしてボディに突っ込んじゃうから写真なんか無理ですから。

DSC_0040
肝心の撮影ポイントは現在工事中
  DSC_0040
観察窓からの撮影になりました。
    DSC_0040 おぉ???あれは、、クロツラじゃないか!!!(これは元の画像を小さくしただけです。)
発見した時はしばらく寝ていて撮影は無理でしたが、、、、辛抱強く待てる人が勝つのです❕  周りの黒いのはカワウです。あんなの撮る人はいません。
    DSC_0040
「トリミング」間違いなく”クロツラ”
クロツラ→面(ツラ)が黒いから
ヘラ→クチバシがヘラみたいだから。
サギ→?トキ科なんだけど・・
    DSC_0040
めっちゃ『ヘラ!』
    DSC_0040 幼鳥は、まだクチバシは完璧な黒になっていないんです。わかりやすいでしょ?

20歳くらいのおにーちゃんと二人で粘る事、20分くらいかなぁ・・あんまりにも動かないからおにーちゃんの方はスマホいじり出しちゃって・・(* ´艸`)クスクス
で、私が「おっ!動いた」って合図で連射連射連射
途中の雨にも負けず、粘り勝ちとはこういう事を言います!!

その後、羽をバタバタやりだしてねぐらに帰る素振りを見せはじめた後に飛んで行っちゃった。

   
【クロツラヘラサギの生息地】

クロツラヘラサギは東アジアに生息する絶滅が心配されている鳥です。確認されている繁殖地(卵を産んで育てる場所)は、朝鮮半島の西側の黄海上の地域や、中国の遼寧省(りょうねいしょう)、ロシアのピョートル大帝湾周辺の地域などです。 特に韓国と北朝鮮の国境付近に点在する島で多く繁殖します。 環境としては、小さな緑の少ない岩の無人島が多いようです。 繁殖時期は3月から6月頃です。寒い冬を避けて南へ移動する越冬地は、台湾、香港、マカオ、ベトナム、日本などです。 近年はタイやカンボジアでも移動が確認されています。20年ほど前から東アジアで保全への関心が高まっており、国際的な調査・研究の協力や啓発活動などが活発に行われています。
クロツラヘラサギの寝起きまでの待ち時間は、たった20分で撮影に成功しました。

私が描いた事を書きますと、こんな感じです。
まず、野鳥撮影に行くんだけど野鳥とは関係ない事から入ります。特にこういう「汽水域」では重要です。「汽水域」っていうのは「海水と淡水が混ざり合うところ」という意味です。汽水域には、海の鳥とそれ以外の鳥がやってきます。だから品種がたくさん居るんです。

まず「潮位」から調べるんです。撮影の事なんかいちばん後回しでいいんです。

海は「干潮」と「満潮」がありますね?(ここで長年のサーフィン脳が生かされます!)干潮・満潮の時刻が実際に書いてあるのと同じか、どれくらいズレるのかを何回かは電車賃が無駄でも自分の目で見に行くんです。あなたっ!!そういう事してます??
撮れない人の特徴は、撮る気で行ってるからです。

良い波をしょっちゅう当てる人って、実はサーフィン以外の事を真面目にやってる人なんです!(実話です)
「撮れない・・泣」「撮れない・・泣」って泣いてたって撮れないよ?((´∀`))ケラケラ

蟹やエビ、貝を捕食するシギ科などは、水位が高かったら無理なので絶対に干潮時刻に現れます。それが終われば子犬と同じで寝るだけです。寝坊助でも夕方暗くなる前にはねぐらに帰りますから、起きるならこのあたりかな??・・・みたいな。
ちなみにクロツラヘラサギは、トキ科ですがね笑笑失礼