べっ甲眼鏡Ⅲ

べっ甲枠の磨き、修復例

 

 白甲の手折れ修復 
 
 
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折れた部分の前後から余裕を持って切り取ります。
 
 
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同じ白甲を継ぎ足します。べっ甲の継ぎ足しには接着剤等は一切使われず、水と共に加熱すると出てくるゼラチン質の【膠(にかわ)】が接着剤となります。白甲の継ぎ足し修復「¥100000前後」税別



 
 

 上トロ甲と白甲のコンビ枠「全体磨き」 
 
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磨き前
 
 
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右手艶消え、擦れ
 
 
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左手艶消え、擦れ
 
 
 
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全体磨き後

べっ甲の総磨きは、税込み ¥11000 です。修復箇所がある場合は、修復代金が別途に発生いたします。
 
 
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右手の艶消え、擦れの修復後
 
 
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左手の艶消え、擦れの修復後



 
 

 虎べっ甲の手「ヒビ割れ修復」 
 
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希少な柄【虎甲】
 
 
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右手、先のヒビ割れ修復前
 
 
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右手、先のヒビ割れ修復後。薄皮1枚剥いてヒビ割れを取り除き、枠全体の総磨きを行いました。「税込み ¥11000」



 
 
 
 

 白甲と並甲のコンビ枠、「クリングス移植と全体磨き」 
 
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両クリングス(鼻足)折れ。白甲と並甲の2色仕上げの大変珍しい貴重な品です。
 
 
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左右の鼻足が折れて無くなってしまっています。
 
 
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別のフレームからK18フレーム用の鼻足を取り外して移植します。金製品同士は金ロウで溶接が可能。
 
 
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(右テンプル)擦れもあり、艶もなくなっていますので、磨きも行います。
 
 
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右テンプルの磨きが完了。
 
 
 
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(左テンプル)擦れもあり、艶もなくなっていますので、磨きも行います。
 
 
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左テンプルの磨きが完了。
 
 
 
「クリングス移植と全体磨き後」
 
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(前側)両クリングス(鼻足)移植と、磨きが完了。
 
 
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(後側)両クリングス(鼻足)移植と、磨きが完了。K18(鼻足)の金ロウ付け移植+枠全体の総磨き、税込み「¥22000」



 
 

 上トロ甲「全体磨き」 
 
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上トロ甲、磨き前(前側)
 
 
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上トロ甲、磨き前(後ろ側)
 
 
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上トロ甲、磨き前。テンプルには細かいキズもあります。
 
 
 
「全体磨き後」
 
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上トロ甲、磨き後(前側)
 
 
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上トロ甲、磨き後(後ろ側)
 
 
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上トロ甲、磨き後。細かいキズもなくなります。薄皮1枚剥いて細かいキズを取り除き、枠全体の総磨きを行いました。「税込み ¥11000」



 
 
 
 

白甲のリノベーション

 

 白甲の手を伸長 
良質で最高級品の白甲は、親から子に受け継がれる事も多々あります。その際に白甲枠のテンプル(ツル)が短い為、テンプルを長く出来ないか・・という御依頼です。白甲を継ぎ足してテンプル長さを伸長させました。
 
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丁番にK18を使用している紳士用サーモントブローライン。テンプル(ツル)が短くて困っているとの事。
 
 
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元々の長さは135mm。昔はこの長さが当たり前だったのですが、現代の男性にはちょっと短過ぎます。
 
 
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白甲を継ぎ足してテンプルを約2㎝長く、153mmに伸長しました。白甲のテンプル継ぎ足し伸長修復「¥100000前後」税別
 

「ほぞ継ぎ」という木造建築の技法を用います。」

「ほぞ継ぎ」:釘などの金物で接合するのではなく、木の性質を利用して「木と木を」隙間なく「組み合わせる」ことで、木材は最も力強くかつ美しく表現することができます。
べっ甲の場合は、熱することで滲み出てくる「膠(ニカワ)」という松ヤニのような成分が接着剤の役目を果たしますので、熱・水・圧力だけで甲羅同士を接合します。

 
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