近用ワイドレンズについて レンズの設計 (Ⅰ)近用ワイドレンズは、近用部分と中間部分の見え方を重視しており、広い自然な見え方が特徴の室内用レンズです。(※老眼年齢の人が対象)手元の近距離とパソコンモニター画面の中間距離を重視し、その先も見えますが ボヤケながらも見える程度になりますから外出するには不向きです。 (Ⅱ)遠近両用レンズというのは基本的に遠方重視の設計です。中間部分はウエストを絞ったように狭く、近用部分にかけてやや広がるような視野になっています。近用ワイドレンズとは真逆の設計です。 単焦点との違い 通常の”老眼鏡”と言われるものは、1つの度数である「単焦点レンズ」ですので、はっきり見える距離も1つに限られて、その先はボヤケてしまいます。 手元は単焦点レンズ同様にはっきり見えて、単焦点レンズではボヤケてしまう少し先の距離も近用ワイドレンズではボヤケないで見えます。”視野の広い老眼鏡” “周りが見える老眼鏡” “外さなくてもいい老眼鏡”というようなイメージです。 伝票処理やパソコン作業が多い経理事務の御客様が、デスクから離れる度に老眼鏡を外すので、メガネチェーンを付けておりましたが、このレンズだと眼鏡を外さなくても歩いていけるから便利とのことです。 必要な上下幅は最低でも33.0㎜です。このレンズの利点を活かすには、33.0㎜以上の上下幅のフレームが必要です。 フレームに合わせて削る前のレンズはこうなっています。 眼の位置を中間距離に合わせてカットします。 「遠視」と「近視」では感じ方が異なる。 バッチリ適合して具合が良いのは「近視」の人です。それは裸眼よりも見えるのでかけっぱなしで具合が良いということ。対して遠視の人は、そもそもいつも眼鏡をかけてないので外したほうが遠くが見えるから、あくまでも「ちょっと先まで見える老眼鏡」とわりきって使うのがベターです。